PREMIUM INTERVIEW
— 髪と生活 — Be Natural Grace of the Sea, Power of Botanicals
プロ目線からヘアケアを多角的にとらえる。
毛髪診断士・田村マナさんが語る「Lilou」の魅力
自身のスタイルでオンもオフも
自由に楽しむ女性たちに、
今ヘアケアに求めることや、
日々の暮らしのヒントを伺う連載「髪と生活」。
第五回目にご登場いただくのは、毛髪診断士として
1万5000人以上もの髪を見てきた田村マナさん。
現在は韓国と日本を行き来しながら、
コスメの開発や女性の自立支援の
仕組み作りなどを行い、
精力的に活動しています。
今回は田村さんに、プロの目線から
ヘアケアブランド「Lilou」についてお伺いしました。
1万5000人以上もの
毛髪を見てきたからこそわかること。
私は毛髪診断士として、ヘアケアメーカーのコンサルティングや執筆業、講演登壇などをメインに活動しています。活動のなかで1万5000人以上の毛髪を見てきました。
最近では、国際中医薬膳師という資格も取りました。そのきっかけは同じようなケアをしても、効果が出る人と出ない人がいるという点に気づいたこと。その原因には目に見えない気の流れなども関係しているのではないかと考えたのです。中医学というのはわかりやすくいうと漢方のことなのですが、非常に奥深く、勉強することがたくさんありましたね。
人や季節に合ったヘアケアやスキンケアをすることが大事だと、勉強を始めたことで改めて思うようになりました。
年齢が顕著に現れる髪。
洗いすぎによる”乾燥老化”に気をつけて。
いま私の髪の毛はバージンヘアなんです。40代後半になった今も、白髪染め等はしていません。
髪というのは本当に年齢が顕著に出やすいパーツ。30代のうちから白髪が気になり始める人や、40代を境に立ち上がりが悪くなる人、毛髪自体が細くなってしまう人など。ケアの状態にもよりますが、年齢を重ねるにつれて多くの人たちが髪悩みを持つようになります。
特に気をつけたいのが洗いすぎによる、乾燥老化。若者が使う洗浄力の強いシャンプーは、40〜50代には刺激が強すぎることもあります。洗いすぎにより油分をとりすぎてしまうと、頭皮のうるおいがなくなり、皮膚自体にも負担がかかるように。それにより、乾燥老化が進んでしまう人も多く見受けられます。
頭皮用美容液等で保湿をし、土壌を整えるのもおすすめですし、ブラッシングや炭酸で洗う方法等で日常的に頭皮ケアをするのもおすすめです。ひと手間を加えるだけで、髪や頭皮の状態は大きく変わってきますよ。
やさしく穏やかな洗い上がりが魅力の
「Lilou」のシャンプー。
今回「Lilou」を使ってみて、泡立ちの良さと柔らかさ、そして洗い上がりの髪の状態を見て、40〜50代が安心して毎日使えるへアケア製品だと思ったのが、率直な感想です。
シャンプーだけで使用してもきしむことなく、自然な仕上がりになりました。ボリューム不足を気にしている人やバージンヘアの人は、シャンプー1本で仕上げるのもおすすめです。シャンプーをするとキューティクルが開くので、傷みが気になる人はトリートメントを使うほうがいいのですが、傷みが気にならない人は1本で仕上げても問題ありません。週に2~3回トリートメントをプラスすると、ちょうど良いバランスで髪のケアができると思います。猫っ毛の人にもシャンプーだけのケアはおすすめ。やわらかくて立ち上がりにくくなるのを解消できるはずです。
ヘアケア製品が自分に合うかどうかというのは使ってみないとわからないからこそ、一度試してもらいたい製品ですね。
田村マナ(たむら・まな)
美髪アドバイザー、毛髪診断士、国際中医薬膳士。国際線のCA時代に機内の過酷な環境による髪のトラブルに悩んだことがきっかけで、同僚とともにオリジナルの化粧品を開発。その経験をもとに、美容メソッドの情報発信や商品開発を行なっている。
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